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京都銅版画協会会員近藤輝彦さんのこと

近藤輝彦さんは2014年3月27日ご逝去されました。こころよりご冥福をお祈りします。

「女性問題をみんなで考えるグラフ誌イー・フラット」(京都市女性政策課:制作)の創刊号は1992年8月でした。この冊子の特集1 当世男気質(おとこかたぎ)。おしゃれ、子育て、料理をこなす若い男性ばかいでなく、仕事も趣味も充実している男性も取り上げました。そこでシングルライフで銅版画に取り組む近藤さんに登場していただきました。
この冊子を企画、制作する女性ばかりの会社、フェミネット企画で私は写真を撮影したり、紙面構成と版下づくり、表紙の絵を描き、デザインもしていました。私も銅版画協会の会員でしたから、友人の近藤さんに取材をお願いしました。

 「銅版画は、描いていく過程が見えてるようで見えへん。刷り上がって紙をめくる瞬間がなんともいえへん。自分で考えもって仕上げる。結果がどうでるかがたのしみやね」。

 近藤さんのことばは彼の声が聞こえてきます。
仕事をリタイアして銅版画に集中できるようになった近藤さん独特のブルーを想いだします。

協会50周年の記念誌に「私は、京都から守山へ移り住んだことで、琵琶湖や雑木林の自然としたしむようになり、心地よい不思議な空間に出会うことが大きな喜びになり、その空間を作品にしていくことが楽しみになった。」という。
樹を描くことが好きだった近藤さんが包まれた自然、おおいなる不思議があの独特のブルーになったのだとおもいます。
 お母様にとてもやさしい近藤さんでした。あらためて銅版画協会の同人であったことを嬉しく想います。天国でも思い切り銅版画の制作に励んでください。
 
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by mitsuart | 2014-04-19 16:59 | であい