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ふじ織

みなさんご存知ですか。ふじのツルの樹皮から繊維をつくり織物にし、生活に生かしていることを。京都丹後の山あい、宮津市の山に暮らす女性たちが農業とふじ織をつくり続けています。

藤織は、万葉集にも「大君の塩焼く海人の藤衣」と詠まれているように古くから伝えられています。藤の樹皮繊維を使った織物です。綿の栽培が普及してきた江戸時代以降も、綿の栽培が出来なかった高冷な山間地の宮津市の上世屋、下世屋でなどで残ってきました。農家の副業として女性たちの手によって支えられてきました。1989年「丹後藤織保存会」が発足し、1990年には「京都府無形民俗文化財」の指定を受けました。
藤織でつくられた労働着は海でも山の農作業でもとても丈夫なものです。いまでは、のれん、ベスト、カバンや帽子などさまざまなものがつくられています。

麻、綿、ウールなどを糸に撚るまでの作業は時間がかかるのものですが、藤つるから繊維をつくるのは、さらに大変な工程があります。

藤つるは花が咲く前にとるのがいいとされています。つるを切り出し、それを木槌で叩き、芯と皮を離し、繊維質の中皮をとりだし乾燥させ、つぎに繊維をやわらかくするためのアクダキをします。繊維をほぐしやすくするために冷たい水のなかでのしごき、乾燥、それを裂き、撚りををかけて糸ができます。
そしてようやく機にかける経糸を整経します。そうこう、おさに糸をとおし、経糸の準備がととのえば、織る準備が整ったことになります。緯糸を緋に入れ、織っていきます。

1992年に藤織をつづけてこられた女性を尋ねたときの記事(記事 三条みどり、撮影 ふじ みつこ)。私は学生時代に染め織を専攻していたのでなつかしく、また大変な労働を担っていた女性の力をいま咲いているふじのはなから認識をあらたにしました。

 
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by mitsuart | 2007-05-12 11:27 | であい

ふじの花

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今年も野生のふじの花が咲いています。なんだか増えているような気がします。いままで気づかなかったのかも知れません。
 
この1枚は、去年撮影したもの、露出はオーバーにしてあります。
ふじの花の色と若葉のグリーンが5月の風に吹かれているようです。
わたしのコンピュータのデスクトップを飾っています。
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by mitsuart | 2007-05-11 14:35 | コラボレーション