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イプセンの女たち 鳥籠に鷲を入れたら

今年はイプセン没後100年、記念行事が世界中で行われています。
今秋、大阪では、ノルウェーの俳優ユーニ・ダールさんの「イプセンの女たち 鳥籠に鷲を入れたら」という一人芝居を上演します。イプセン演劇のとりわけ『人形の家』は、主人公のノラが求めた女性の自立について、いまでも私たちに深い示唆を与えてくれます。ノラを手がかりに、2006年のノルウエーと日本のノラは? シンポジウム「ノラが家を出るとき」を同時に行います。

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デザイナーとしてこのイベントのポスター、チラシ、チケット、プログラムをデザインしました。
企画のはじめから係わり、テーマを考え、シンポジストを誰に? などなどをチームで考えていく作業は楽しいものでした。ユーニ・ダールの踊りのイメージを彼女のことばに見つけたときは、素晴らしい人だと直感しました。その彼女のことばを読んでください。

ヘルメル 「お前のためなら、おれは喜んで昼も夜も働くさ、ノラ、 お前のために、悲しみや苦しみに耐えてね。だが、愛するもののためにだって、自分の名誉を犠牲にする者なんかいやしないんだ。」
ノラ 「何万、何十万という女はそうしてきたわ。」   
                                                  『人形の家』原千代海訳 
 ノラはきっぱりとヘルメルとの決別を決心しました。

いまだに、街やTVの広告には、ヘルメルがノラにかわいい小鳥でありつづけることを望んだように、男たちが、女に押し付けている女性イメージであふれています。男たちが自分の名誉を犠牲にしたくないように、女も、もう自分の名誉は犠牲にはしません。人の尊厳は誰にも犯すことはできないのです。
 小鳥ではありません。鷲になるのです。ノラは家を出たら、まず自分を教育するといいます。男のための政治、法律、仕事、教育などこの社会の鳥籠を喰いちぎる鷲になるために。
 
 MITSUART

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イプセン没後100年記念@大阪 人形の家2006 ホームページ
人形の家2006ブログ
by mitsuart | 2006-09-19 10:53 | デザイン